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ぱられるぱられるルルルルルー

プリンセスたちを応援しています

「Berryz工房ラストコンサート2015 Berryz工房行くべぇ~!」

当初の懸念はどこへやら、幸運の連続で無事に1曲目から、「スッ」から参加することができた。
全速力で首都高をブッ飛ばしてもらいながら、どうか間に合って!と思いながらも、席に着く一瞬前までまだ「このまま始まらなければいいのに」ともずっと思って。
コンサートは、始まったら終わってしまう。
今日のコンサートは、始まったらBerryz工房の11年もいったん終わってしまう。
そう思ったらどうしても悲しくて、だけどそれを何となく口に出せないままでこの日を迎えていた。
 
J=JのO.A.のラストあたりで入場して、そこから開演までの23分間、私は「Berryzいくべ!」と言いながら既に感極まってしくしく泣いていた。
ふだん、そんなに頑張ってベリーズコールをするでもない私なのに、開演前のBerryzいくべ!の時点で既に感極まって泣きながらコールしていたので、このペー スで終演まで生きていられるんだろうかとは割と真剣に思ったが、まさ かまさかの1曲目「スッ」でいったん涙も悲しみも寂しさも全部吹っ飛んだ。
有明も武道館も、本人たちの裁量がとても大きいとのことで、この名采配はお姉さんズやるなあ~と序盤から感動した。
 
01. スッペシャル ジェネレ~ション
02. ROCKエロティック
03. 愛のスキスキ指数 上昇中
05. 勇気をください!
07. ロマンスを語って
08. 秘密のウ・タ・ヒ・メ
09. まっすぐな私
11. 普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?
13. I'm so cool!
16. なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?
17. 本気ボンバー!!
18. 世の中薔薇色
19. ライバル
20. すっちゃかめっちゃか~
21. 一丁目ロック!
<アンコール>
23. 永久の歌
<ダブルアンコール>
24. Love together!
 
懐かしい曲も、定番の曲も、ファンが思い入れの強い曲も、メンバーが 思い入れの強い曲もうまく汲み取って作られたセットリストだったと思 う。
ラストシングル後の本当のラストの新曲であるLove togetherを終幕に持 ってきたことには賛否あるようだけれども、Love togetherと永久の歌は、前々からメンバーがまさに今の自分たちの気持ちだと言っていたこ ともあって、最後に今のBerryz工房の気持ちを素直に伝えてくれたのだ と私は受け止めたい。
アイドル10年・永久の歌・Love togetherはプロデユーサーつんく♂氏 からのこれ以上ない素敵なプレゼントだと思っているし、これらの曲で 、ただのプロデューサーとアイドルを越えた父と愛娘たちみたいな愛情の強さを私は感じていたので、これ以上ない幕引きに思えた。

とか言ってみたものの、前日まではBYE BYEまたねあたりのバラードでし っとり終わったと見せかけて、1発だけぶちかまして帰っていくという 田中れいな卒コンパターンも良いなあなんて思っていた。
すべて終わってみて考えると、活動停止が決まってから、自分たちのい いところは面白くってかしましくって派手で個性が集まっていっそう強そうていう、黄金期ハロプロ感だ!と言わんばかり私たちを笑わせて楽しませてくれたベリちゃんだからこそ、お祭りの後の楽しかった思い出 と新しい季節の予感を持った余韻を最後にくれたんじゃないかなと思う 。
活動停止が発表されたとき、正直「ああクールハローから切られたんだ 」と思った。
その後、メンバーが将来への希望があってこその決定だと言われても心 のどこかで信じきれずにいたけれど、最後の最後に、7人それぞれが新しい季節へ、新しい春へ旅立っていくんだなあという納得感が得られた ように思う。
そういう意図で組まれたかどうかはわからないけれど、私はそういう風 に感じることが出来たので、いいセトリだったなあとしみじみと思う。。
卒業式の後の、もうすぐ咲き誇る桜並木の柔らかな静寂や、夏祭りの後の秋の予感のような、優しい静かさだった。

コンサートはただただ楽しくって、いつもみたいに可愛過ぎて震えたり 奇声を上げたりして、良い意味でいつもどおりのコンサートだったと思 う。
変に気負いすぎないところがやっぱり最後までベリちゃんだなあと思っ ていたので、終わってから各種報道で、感極まって泣き出したメンバーがいて開演が遅れたということを知って驚いた。
開演時にはそんな感じをまったく出さずに、キャプテンに至っては本番 のMCで「一曲一曲歌うごとに最後が近づいているんだけど、そんな感じがしないね」なんて言ってのけたところが、苦労売り不幸売りをしない 誇り高いアイドルBerryz工房だなあと思う。大好きだなあと思う。

何となくだけれども、ファンがコールを入れたり名前を呼んだりする曲 が多かった気もした。
なん恋の「大声で叫びますフルネーム\くまいゆりなー/」、ジリリの 「夏焼雅きてる」、愛のスキスキ指数の「昨日よりも好きになったわ\まあさのこーとー/」とか。
考えすぎかもしれないけど、この1、2年でメンバーたちがファンが名 前を呼ぶところが楽しいとMCで言ってくれることが増えて、ステージの 上にいる人もファンも楽しいと思ってなされてきたこの文化っていいな あと思った。
何の曲だったかは失念してしまったけれど、雅ちゃんが{LOVEラブリー みやび!」っていうコールを自分でもサイレントで言ってて、それがと っても愛しかった。
ファンの曲中コールなんて、半ば自分が盛り上がるための自己満足の装 置だけれど、メンバーからもそれを欲されていて、需要と供給がかみ合 っているのかも知れないなと思って幸せな気持ちになった。
Love togetherで曲中に名前を呼ぶ人が現れたとき、はじめは最後の曲な のに静かにしてよと思ったけれど、メンバーとファンとの需給関係とい うか信頼関係というか、そういう11年の歴史が作ったものがひとつの 完成を迎えたようにも思えて、あれはあれで良かったと思う。
もしかしたらああして自分の名前をあれだけの人数の人に呼ばれること はあれが最後という子もいたかもしれないし、私は決まったコールの部分以外で名前を呼ぶことが苦手だからあの時に名前を呼べて良かったなと思った。

また会える日がくるような気がする、と根拠もなく確かな自信を持って言えるようなラストコンサートで良かったなあと心から思う。
でも、でも、彼女たち7人のこれからにそれを強制してはいけないなとも同時に思う。
私たちは運よく7人のちっちゃな女の子たちが素敵な素敵な女性になるまでの12年半を最高のかたちで見せてもらえたけれど、それは彼女たちの普通の女の子としての貴重な限られた時間を代償にしたものだったとは思うので、存分に好きなように過ごしてほしいなあと思う。
辛いことがたくさんあった、とそれぞれが語った。これは本当のことだと思う。
それでも幸せも感じていたと伝えてくれたことが嬉しかった。
「ベリオタで良かった!」
開演から何度もそう思える時間を過ごしながら、7人は幸せだったかな、今幸せかなとぼんやりと考えていた。
 
雅ちゃんは、有明のMCでちっちゃい頃の夢が叶ったと言ってくれた。
武道館本編で歌ったI'm so cool!!の「どのくらいの大きさから大きい夢ってい うんだろう」という歌詞とリンクしているように感じた。
大きな夢だとか小さな夢だとか一体どの辺から区別するんだろう
辛いことがたくさんあったけれど、ちっちゃな雅ちゃんの大きな夢が小さな夢が叶ったことは確かな事実なんだなあと思えて、ああ雅ちゃんをずっと応援してきて良かったなあと思った。
 
恋空の「きみは幸せでしたか?」の黒板を思い出した。(別に恋空は好きじゃない)
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7人がBerryz工房のことを大好きだということは、痛いくらいに伝わってきたので、またいつか、やりたいなと思ったらやってほしいなあと思うにとどめておきたい。
前に梨沙子が「今は家が遠くなる感覚。」と表現していたのが印象的で、それぞれがBerryz工房というあたたかい郊外の一軒家を出て行ったけれど、帰りたいなあと思ったら帰れる優しい実家なんだろうなと思う。
だから、何かあったら帰ってらっしゃいねと「ふるさと」の母のような気持ちで3/3を終えた。