ぱられるぱられるルルルルルー

プリンセスたちを応援しています

黄泉さんと千葉さんの間。



ずーーーーっと楽しみにしていたVAMPSのHALLOWEEN PARTY2015初日行ってきました~。
初参加のわたくし、すんごい楽しかったんだけど、ちょっとだけ2日経ってももやもや~っとしてることがあるのでね、書いておきます。

散々話題になった後なんで蒸し返すなよって感じですが、私まだやっぱりメアと仙台貨物についてのMCでもやもやしてる。
「何言ってんの?」ってなったはいどさんが悪いとはちっとも思わないし、よみさんは説明ベタなところがあるからそれもいつものことだと思えるんだけど、どうもね、仙台貨物って遊びが大きくなりすぎちゃったなって思うね。
他のバンドさんだったりアイドルさんだったり、そういう人たちからすると千葉さんっていうキャラクターは治外法権っぽい存在だし絡みやすいんだろうなあというのは分かるし、とてつもなくキャッチーな存在だなあと思うんだけど、私としては面白くてカッコいいナイトメアの方がただ面白い仙台貨物よりずっとずっと尊い存在だと思ってるので、せっかくナイトメアとしてステージに立ってても何かにつけ仙台貨物を引き合いに出されてしまうのは嫌だなあと思う。
仙台貨物って、本気の遊びであって、やっぱり遊びであってほしいんだもの。
世の中の流れとか金爆がブレイクしたこととかも関係してるんだろうけど、どうも仙台貨物の存在感が大きくなりすぎちゃって、時々ナイトメアがその影に隠れちゃうことがあるような気がして、私はそれが何だか嫌だなあと思う。
確かに仙台貨物のライブは楽しいし、ゲラゲラ笑えるけどほっこりもするし、別に嫌いじゃないんだけど。
でも、ナイトメアだって楽しいよ。かっこいいしおもしろいし。
そう思っちゃうのでなんだか嫌だな~って思う。
仙台貨物がもっとマイナーな遊びでいてくれてたら良かったんだけどね。
どうも有名なバンドマン各位に知れ渡りすぎてしまったというか。
存在を知ってしまったらどう考えてもあっちをイジりたくなるのはしょうがないと思うんだけど、あくまで本業はナイトメアであってほしいんだよねえって思ってしまう。
そういうところが、ちょっとさみしいなあと思ってもやもやとしたのでした。チャンチャン。

KIS-MY-WORLD東京 ~みそミツは最高だ~



東京初日のみったんBIRTHDAYとオーラスだけ入りました。

大阪初日が見切れ席だったので全然メインステでの演出が見えなくて、実は鏡を割るところすらただのダンスコーナーだと思っていた私としては、ちゃんと全部が見られてとっても良かった!
っていう良席だからこそ楽しかった的な感想が出てくるところがマジでだめなんだけどなキスマイは!!!!!!!w

演出そのものをちゃんとセンター付近で見て感じたのは、「あぁやっぱりキスマイはあの頃のKAT-TUNの背中を見て育った子だな~」だった。
このテの感想を初日からちらほら見ていて、正直どこが?!って思っていたんだけれども、センターから見たら「なりたかったもの」「やりたかったこと」が見えた気がしてなるほどなと思えた。
まあ、まだちょっと到達できてないなというのは見ないふりをしておく。
本当は私こんな感じだった↓
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大阪初日のがっかりコンサートのイメージが強過ぎて、みったんのお誕生日なこととDouble up→証→FIRE!!!からエタマイまで続くウオオオオオ(咆哮)タイム以外をたのしめるかな~ってちょっと不安だったりもしたんだけど、期待値が下がってた分だけ超楽しめた。
やっぱり席がいいと楽しいんだなキスマイのドームって……これすっごいダメなことだけど。
もう1回言っちゃった。
私が一番楽しかったキスマイコンっていまだもってミントツアーの広島最終公演で、なんとこの日の席は照明さんのお隣という天井も天井な席で、あの席であんなにも楽しませてくれたキスマイはどこにいっちゃったのか…とついつい思ってしまうので、来年はドームのどこにいても楽しいコンサートにしてくれるといいなと思います。

残りでただただキャーキャー言いたいだけのことを書くと、三十路を迎えられたみったんがもうまじ肉汁ジューシーすぎて最高だった。
最終日なんて、今日だけみんなのみっくんです!!!!から始まり、Kiss魂のかの罪深いソロどアップで5万5千人のオンナの唇を塞ぎ、浮気すんなよ!ってハケたと思ったらGoodbye,Thank youであっさりフるという円熟の抱き捨て。
みんな!これだよ!オンナは抱いて捨ててナンボやで!!!!!!!!
ということを心の底からSixSTONESの意外にまじめなボクたちに伝えたい所存でした。
みったん結婚して。

っていう記事をのんびり書いている間に名古屋ドームが決まった。。。Oh。。。


残された余白の少なさに気付いた。



結果的にオーラス詐欺と相成りましたが、いったんツアーは終わり、秋クールドラマにも登板がないので2015年にオタクが見られるお仕事はシングルリリース関連とナゴドくらいになってしまったたぃぴちゃん。
うーむなんだか暇だわ~という感じの私です。

デビューしてからこっち、たぃぴちゃんはグループの中の魁というか半ば鉄砲玉めいた登用のされ方でずっと忙しかった人なので、ようやくちょっと落ち着いてよかったなあという気持ちはありつつも、このつかの間の休息(であると信じている)にかこつけてやってきた仕事の棚卸をしてみると、いつのまにやら彼はなかなかのポジションまで上り詰めてしまったのだなあと思い知る。
主演舞台・主演ドラマ・主演映画というランクの仕事をひと通り終えていると、更なるステップアップというのが想像しづらいなと思う。
もちろん内容の進歩はこれからも追求してくれるだろうけれど、昇格的な意味でのステップアップはもはや頭打ちな気がしている。
主演舞台2本、主演ドラマ2本(シニカレ含む)・主演映画1本という並びだけ見ると、もう主演格の仕事しかしませんよってスタンスになってもおかしくない経験値なので、今後どういうお仕事をしてくれるかしらと思うと、ちょっぴり心配になってしまう。
もう余白がないので。

とはいえ、信長協奏曲のちよちゃんというお仕事があることを考えると、「主演格」で固定されているということはないようなので、オイシイ仕事にはフレキシブルに使ってもらえる感じかなと思っているのだけれども。

おたぃぴちゃんは、シニカレにしろ信長協奏曲にしろ、その時お世話になった人からご指名でやる仕事は本当に質がいいので、これからも格にとらわれないそういう仕事がたくさん舞いこんできてくれるといいなあと思う。
っていうか野島は早くたぃぴちゃんにもう1作品書け。

煽りでもないし、彼女に早く辞めて欲しいわけでもないという前提で読んでいただきたいのだけれど、私は正直なところフラットな目線で見ても「真咲さんてこれ以上トップにいてなにすんの?もう遣り残してること何もなくない?」と思ってしまうことがある。
ジャニーズさんに関しては卒業とか退団とかいう前提がないけれども、やってきた仕事の格だけ考えたなら、たぃぴちゃんは上記と極めて近い状態だと思う。

私の個人的な思いとしては、たぃぴちゃんの魅力が一番際立つお仕事は主演ではないと思っているので、グループとしての魁の任をそろそろ解いてもらって、真に自分の価値が活かせるお仕事に恵まれるといいなあと思う。
今のつかの間のお休みがそのためのインプットの期間であって、決して懲罰期間ではありませんようにと祈りつつ。
(でもなんだかんだ言って、ちょっといろいろイラっとはしたので懲罰でもいいよ!w)




そういえば脱毛に通ってるんですけども。

いい加減やろうと奮起して6月から脱毛ラボに通い始めました~。
TLにやりたいけどやってないって人を結構見かけるのでご参考まで書いておく。

◆プラン◆
私は5箇所6回プランにしました。
部位5パーツはヒジ下・ヒジ上・ワキ・V・Iライン。
VIO3箇所をセットにするとほかが選べないし、ぶっちゃけOゾーンは脱毛行かねば!ってほどじゃないのでこうなりました。
肌は弱い方なので一応1回だけ単発で試させてもらって、なんともなかったのでそのあと6回プランを契約しました。
無料カウンセリングのときに、丁寧に説明をしてもらえるのはもちろん、プランや部位についても相談に乗ってくれるのは良かったな~。
多分だけど、そんなにガッツかなくてもお客はくるのでその人に合ってるものの中でしっかり売上につなごうって感じなのかな。
そういうところが銀座カラーとは違うっていろんなブログで見た(笑)


◆効果◆
元々、毛質が細くて量もそれほどないせいか、単発1回+6回中の2回の計3回が終わったいまで、腕とワキはもはやほとんど生えていない。イェーイ。
かみそり処理派だったので、肌の奥に見える毛でただでさえ黒い肌が余計に黒く見えていたのがなくなったのがかなり嬉しい。
既に予約前日に「あ、剃らなきゃ」ってやっと思い出す程度には薄いので、もう要らないんじゃねえかなって正直思っているくらいなんだけど、お金も払ってあるし、よぉ~く見るとまだ肌の中にうっすら黒いのも居るし、毛周期とやらの関係でまだこれからお目見えする毛がいるようなので、ちゃんと6回通おうとは思っています。
V・Iについては、まだ効果が感じられてないので、腕やワキがここまで効果覿面なのは元の毛質が細くて弱っちいからなんだろうな~。
なので、濃い目の人は3回じゃなかなか効果は感じられないんじゃないかな?と思います。
脱毛ラボのお姉さんいわく、本当につるっつるにしたいなら12回必要らしいので、濃い目さんは最初からそのプランにするか、通い放題にする方がよさそうですね。
私は気になる箇所が少ないし、毛量もないので全身プランにすると損かなと思って回数プランにしたけど。
今更になって脚もやりたいなーと思いはじめたので、VIは6回以上必要そうだし今の6回が終わったら今度は脚もやろうかなあと思ってます。
あと、脱毛ラボのVラインはサイドのはみ出しラインのみなので、日ごろ全部つるっといってる私的にはやっぱり全部やっちゃおうかな…と思いつつ、温泉とか行くときなあ…ってので悩んでもいるぅ。


◆施術◆
痛みについては、私はちっとも気にならなくて、気にならなすぎて逆に「本当に効いてんのか?!」って感じ。
あ、でもVラインはさすがに多少しっかりした毛質なので、剃りが甘いとじわっと熱いかも?
あまりにも痛くないのは意外に弱点なのかもしれない。何となく効いてる気がしないから。私だけかもだけど。
自分でシェービングをしてから行くわけですが、私の通ってるお店はそう厳しくないのか追加料金でシェービングされたことは今のところない。
V・Iは処理あまくないだろうかっていつも自分で思うくらいなんだけど。
脱毛ラボは施術以外のコストを徹底的に削減しました!っていう風土のお店なので、施術室はなんかピンサロ感ある間仕切りだしオシャレ感はゼロだし、施術自体も瞬く間にという感じ。
私はエステティックな雰囲気を求めていないのでこのくらいカジュアルな方が気楽だけど、そうじゃない人には向いてないかも。
施術自体で気になることは特にないけど、個人的にとっても気になるのはVI終わった後の照射用ジェルの拭き取りが甘いので(場所的にゴシゴシ拭くわけいもいかないんだろうけど)、内腿がべたべたするとこ。
早くお風呂入りたいよぉおおおお!って思いながら帰ってる(笑)
ウエットティッシュやティッシュはご自由にお使いくださいって置いてはあるんですけど、なんかベタつく…
気になるのはそこくらいかしら。


◆予約◆
私の通っている店舗については、大体いつも行きたい日に行けてます。
なので、世間でいうような予約とれないよぉ…ってなことは今のところ一度もなく。
学生のお客さんと平日休みの大人が多そうな店舗なので、逆に私みたいな会社の近くのお店に平日の会社帰りに行きたい人の時間があいてるのかな?と思う。
ミュゼと脱毛ラボは使っている機械が一緒で、その機械がとても良いらしいというのは知っていたのでどちらかにしようと思っていて、それで脱毛ラボに決めた理由は、
・ミュゼより予約が取りやすい
・会社から近い
・月1で行ける
の3点だったのですが、やっぱりこの3つがあるからこちらにして良かったな~と思っています。
あと私の大好きな辻 希美さんが広告塔だからさ!!!!!!w
ミュゼくらい予約がとれなくて3ヶ月に1回だとなかなか効果が実感できるまで長そうだなと思っているので、私くらいせっかちな人には脱毛ラボの方がいいのかもしれない。

今のところ3ヶ月通って思うのはこんな感じでしょうか。
まだあと4回残ってるので、また進展あれば書こうと思います~

帝劇版エリザベート


3ヶ月くらい楽しみにし続けてきた帝劇エリザベート行ってきました!
この日の役代わりは以下のとおり。
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城田トート×お花様シシィ×大我ルドルフでチケットをおさえて8/4になったんですが、まあその後の電車の運行状況がエリザベートよりよっぽど悲劇だったので別の日にすればよかったと後悔している…w

私はこれまで劇場でも映像でも宝塚版しか見たことがないので、どんなもんかなあと思いつつの観劇だったのだが、よく言われるように宝塚は御伽噺で、帝劇版は生身の人間の物語という感じは確かにした。
演出や演者はそれぞれ「これはこっちの方が良かったな~」というのがあって、同じものから同じ人(イケコ)がこんなに違うものを2つ作ったことがすげえな~ただのセカセカ歩くおぢさんじゃないんだな~って(笑)

おなじみのナンバーの歌い方の違いや歌詞の違いもおもしろくて、帝劇版のCDちょっと欲しくなっちゃった。
歌詞カード見て宝塚版と比べたいなあ。

ひとりひとりの話をすると、まず始めに城田トートのビジュアルの説得力がすごかった。
大きさが他の演者と圧倒的に違うから異形の存在だということがこれでもか!と思い知らされて、その異質さにちょっと寒気がしたくらいだった。
歌も期待よりもずっと良くて、手塚部長ってばご立派になられましたね…!!!
お花様があまりに華奢で小顔なせいもあるけれど、城田のあの大きな手が頬に添えられたときの「悪魔に喰われる」感とっても良かったです。トート閣下は悪魔じゃなくて黄泉の帝王ですけど。
みりおトートとシシィにあった紫の上計画的な空気とは違って、城田トートは例えるならば黒執事のセバス→シエルみたいな崇高な獲物を狙い続けてるっぽさがあったなあと思う。
結構アグレッシブな動作とか挙動が多いのに、登場はいつもヌルヌルしてるのがちょっと面白かったりした。
そのヌルヌルが余計に獲物を狙ってる感になってるのかな。
ルドルフのシーンは後述するとして、最後の方のマエストロのところ好きだな~あれはもう一回みたいな。
あの演出とっても好きなので宝塚版でもやってほしかった。
まあ、なんだ。
とりあえず城田でっかかった!(雑)
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お花様シシィは、これが伝説の……ハハァー!と跪きたいくらい。圧巻でした。
何ていうんだろう、乗り移ってるのか取り憑かれているのか実は本人なのか?っていう境目の分からなさがあって、どの年齢のシシィもちゃんとその年齢に見えるし、魂の叫びみたいな歌なのにはずさないところがすごかったなあ。
もうひとりの人は・・・あの難しいお歌はだいじょうぶなのかな・・・w
これが宝塚の100年さんか…と感動しきりだった。
少女シシィが可愛くって可愛くって、トート閣下ってば結構ろりこんだなって…w
実年齢を知っててなお少女に見えるんだもんすごいよねー。
宝塚版にはないシーンがあったからこそ、シシィの心情の変化が見えるようになるところも大きくて、やっぱり宝塚版の主役はタイトルロールではなくトートなんだなあって思ったりした。
宝塚版を見てのエリザベート像は王家のしきたりに耐えられないわがまま娘って感じだったんだけど、帝劇版を見るとあの時代にしては先進的な考え方をしてるだけのひとりの女だったんだな~と思えるようになった。
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京本ルドルフ大我ちゃん。
最高でした。
じゅったんの(暫定)シンメは本当にすごいな!!!
大我はお歌はうまいけど発声がというか発声に限らず全てが儚くて手折られそうっていうイメージが強かったのでちょっとドキドキしていたんだけど、良い意味で私の知ってる大我じゃなかった!
素晴らしい!
第一声の♪ママとー僕は似ていーる♪の声が、エッ?!これ本当に大我?!ってなるくらい劇的に違っていて、2幕が楽しみでしょうがなかった~~!
1幕はミルクではじめてのおつかいしてるのとっても可愛かったです。
見つけられるかしら?って思っていたけどあからさまにひとりだけ画素数が違っていたので迷うべくもなかった(笑)
知ってはいたつもりだったけど、大我ってとびきり美しい男の子なんだなあと思ったものです。
線が細いから最後まで少年にしか見えないというのはまあちょっとあったんですけど。
毎度毎度ジャニの子の舞台でいっちゃうんだけど、姿勢はどうにかしよう…。
現代っ子だからな~と思うけど、肩が丸まっちゃってるんだよね。
おびえの演技のときはそれでいいけど、そうじゃないときもカーテンコールのときもちんまくなってるのがちょっと見栄えが良くないなあと思って。
胸張っていきましょう。エーザイ


で、お楽しみの闇ひろからのルドルフの死。

宝塚版はトート閣下が背後から操る感じに手を添えて、ルドルフがバーンした後にキスして退場だけど、こちらはトート閣下とキスした後で抜け殻ルドルフが自らバーンするのね。
脳内の予定と違ったのでびっくりした。
ついでに言うと、ガチでキスしてたのにもびっくりした。
個人的な好みとしては、このシーンのモーションは宝塚版の方が好きかな~。
でもでっかい城田トートに持ち去られる大我ルドルフ良かったです!
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この日はなんと京浜東北が死んだ日だったので、エリザベートからもらった満足感が交通網大パニックで失せてしまい大変に悲しかったですw
もう1回行きたかったな~
育ルキーニさん見たかったな~

宝塚×ハロプロでショーを考えようというメモ

宝塚のひとにやってほしいハロプロ曲という質問をaskでいただいたのを機に、楽しくなってしまったので、試行錯誤を重ねプレイリストを作っては消しながらショー演目を作り出してみた。笑
ハロプロ曲縛りだったはずが、娘。とベリちゃんしかないけれど、そこは大目に見てほしい。



Happy Night
幕開きで2番手とトップ娘役にエネルギッシュに歌いながら出てきて欲しい。
2番手とトップ娘役が銀橋で歌う図が目に浮かぶ~~~

Say Yeah!もっとミラクルナイト
トップ様ご登場で、ショーの主題歌。
「体重計乗ってナンジャコラナンジャコラ」は肉ジェンヌの皆さんにやってほしいところ
途中のコメント部分はトップコンビに銀橋センターでやってほしいな~
「諸君達も共に楽しもうではないかー!」

色っぽいじれったい
トップコンビでややラテン調ダンスというよくあるやつ。

タ゛ーリンIloveU
別格さんと路線下級生たちによるコメディ感あるコーナー
宝塚幻想曲のバスケのシーンみたいに女神さまときゃぴきゃぴ娘と男役でハーレム状態でやってほしいな

Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~
鉄板かなって。
っていうか今気付いたんだけど、この曲シングル発売時って冒頭の「愛をください」がガキさんだったのはエトワールだったってことよね。
ミーマイのランベスっぽいよねこの曲。

負けるなわっしょい
わたし大好きなんすよ負けるなわっしょい…。
そもそも本家のハロコンでのパフォーマンスの総踊り感が意外にしっくりきたので、中詰めにむけてこのあたりで。

ROCKエロティック
これも鉄板かな。
若手路線×ベテラン娘役で背伸びした大人コーナーにするのがいいかなあ

ちょっとイカしたPUREBOY
中詰め!w
それにしてもちょっとイカしたPUREBOYなんてよく存在を覚えてたなあ自分って感動しました

TAKARAZUKA∞夢眩でいうところの夢眩少女をやってほしくて、曲を探しまくった結果まさかのOG曲に…w

ヒロインになろうか
ここからフィナーレに向かってカッコイイのたたみかけ。

マジですかスカ
ロケットといえばこれかなっていう安直な発想。
♪こう言うのよ 「幸せ!」♪のあとにお決まりのヤァ!って掛け声を入れたい。


夢を一粒
まさかのBerryz仮面曲で燕尾前の娘役さんの群舞。
この曲、娘役さんの群舞に合いそうだな~と思って。

SONGS
これも鉄板かな。
大階段×黒燕尾が最も似合うハロプロ楽曲ですよね。
というか、本家のプラチナ9Discoのときも衣装が黒燕尾とか軍服に匹敵する感じのやつだったし、セットの階段を多用したパフォーマンスだったので、プラチナ期という高橋愛花總まり体制の象徴だったな~と今更ながら思うのであった。

雨の降らない星では愛せないだろう
この曲のオケ、デュエダンに向いてる気がする~
ハロコンの締めがやたらこの曲だったころはオイオイって感じだったけど、いま聞くと結構いいなと思う

Say Yeah!もっとミラクルナイト
エトワールが一体どこを歌うのかが問題だ…

中山可穂「男役」


ムラ帰りの新幹線の中で何か小説でも読みたいなあとふと思い立ったので、ハードカバー重てぇな…と思いはしつつ、前から気になってはいたこの本を手に取ってみた。
ソリオの本屋でレビュー本の隣にこれみよがしに置いてあったから…




トップになって二日目に舞台事故で亡くなった50年前の伝説の男役スター・扇乙矢。以後、大劇場の奈落に棲みつく宝塚の守護神ファントムさんとして語り継がれてきた。大劇場では月組トップスター如月すみれのサヨナラ公演の幕が開き、その新人公演の主役に大抜擢された永遠ひかるの前にあらわれた奇跡とは―。男役という稀有な芸への熱いオマージュを込めて中山可穂が情感豊かに描く、悲しく切ない恋愛幻想譚


中山可穂さんという作家さんのことはこの本で初めて知ったのだけれど、私好みの文体だったのでとても読みやすかった。
ふだんは百合描写がかなり強めの人だというのは読んだ後で知ったので、ちょっと他のも読んでみたいなあ。

内容としては、よく出来た宝塚版オペラ座の怪人風夢小説といった感じかな……
とても良く出来た夢小説なので、私は嫌いじゃなかったんだけど、うん。夢小説だった(笑)
ドラマチックなようでいてその実チープっていう設定が多くて、ちょっとめまぐるし過ぎたのかも。
あとは結局どの人の思いを描きたかったのかがどうも伝わってこなかったというか。
いろんなことを書きすぎているのかもと思った。
作者ご本人は現代能楽集として執筆したそうなので、おそらく主題は亡霊:ファントムさんの恋だったのだと思うのだけれど、それにしては如月すみれというトップ男役の人間的な深みの描写が良過ぎて、私はどうもこちらの方がメインに見えてしまった。
如月すみれのことがもっと知りたいなあと思う。
彼女がどうして男役であることに拘ったのかや、半年の休演の謎や、ファントムさんとの長い年月のこと。
終わり方が、続編書く気まんまんだよ!って感じだったので、続編があるならここに期待したいなあという感じ。

あと、ものすごくさら~っとひかるとレオンの関係についての描写があったけれど、ここは下衆な興味心でもっと深く書いて欲しかった(笑)
それはともかくとして、この二人のシーンは若い子らしいというか下級生らしい瑞々しさがあって読んでいて楽しかった。チャリンコ2ケツで(しかも大声で歌いながら)稽古場にやってくるの想像して思わず笑ってしまう。
そりゃ組長さんから大目玉くらうわ。

レオンというキャラクターは、出番は多いのになんだか扱いがモブっぽくて、でも私は彼女のこと結構好きだなあと思う。
「レオン」といえば皆あの人を思い描くと思うのだけれど、特にキャラに似たものもないし、ひらがなしゃべりでもないのでなんであの名前にしたかはちょっと謎。
どっちかというとまあ様っぽい?というイメージ。私は。

レオンだけでなく個々の登場人物に特にモデルはいないらしいし、読んでいても「このキャラはこの人だな」っていうのも特になかったのだけれど、何故だかずっとファントムさんをあさこトートでイメージしていて、本文中で何度となくファントムさんは黒燕尾をまとい羽根を背負っているという描写を読みつつも、私の中ではトート閣下の衣装だった。なぜだ。

たぶんこの本を私がその気になれば宝塚に入れると思っていた中1~2くらいの夢見がち期に読んでいたら、夜も眠れなくなるくらいのときめきを抱いただろうなあと思う。
そういう心の煌きみたいなものはなく「夢見がちだけど嫌いじゃないわ」という感想に成ってしまうあたり、私も大人になったもんだと思った。
宝塚ファン的に見ると、露悪的な描写がないことと、作者が敬意をもって題材にしていることは伝わってくるので、悪く無かったと思う。
変に内情を知ってる風の書き込みもしないし、宝塚モチーフ作にありがちなドロドロもない良いファンタジーだったなあ。
私は小説は写実的であればあるほど良いとは思わないので、これは心地よくちょっとチープなファンタジーとして評価できると思う。
夢小説みたいにチープな設定は多いけれど、それこそがこの本をすみれの園の御伽噺たらしめる大きな要素なのかもしれない。





以下、ネタバレありですので、未読の方にはおすすめしません。

チャメ(主人公ひかるの祖母でファントムの相手役)の認知症設定、要らなかったと思う。
クライマックスでチャメの魂がファントムに抱きかかえられて劇場を出て行くシーン(=死)はチープではあるものの、うっとりとするほど甘美で耽美だし、いいクライマックスだと思うので劇場で静かに死を迎えること自体は悪くなかったと思う。
ただ、別に認知症にする必要はなかったなあ。
チャメが自分の意志で孫娘が、自分の相手役の命を奪った作品の新人公演を観に来てそこでファントムと再会して看取られた方がドラマチックだったんじゃないかしら。
唐突な、たくましすぎる認知症患者がいつのまにか劇場にたどり着いてたみたいなのはちょっと違ったと思う。
とはいえ、「私はあなたの相手役のトップ娘役よ」ってファントムさんに言ってお姫様抱っこで劇場から連れ出してもらうのを要求する消えていくチャメさんのところはぐっときたね。
たった2日間だけしかトップコンビで要られなかった二人だけれど、いいコンビだったんだろうなあ。
ファントムさんは娘役だからというのではなくて恋愛感情でチャメが好きだったそうですが。
脚本家を含めてのこれまたチープな三角関係でさ~~~。いいけどよ~。


あと、ファントムさんがとにかくひかるに手を貸し過ぎだった。
百歩譲ってチャメに自分の姿を見せるために新人公演でひかるにとりつくのは許せるけど、ことあるごとにひかるにとりついてセビリアの赤い月を演じてみせるのはちょっとどうなのよ~って思っていた。
そこは自分でやらせないの?ちょいと世話焼きさん過ぎない?と私は思った。

クライマックスで、最愛のチャメを看取ってから誰もファントムさんには会っていないってことだったから成仏したのかなあと思っていたんだけど、ご存命(?)だったのでこれはまだまだ続きがある可能性あるなあという終わり方だった。
自分も舞台上で死んでファントムさんになりたかった如月すみれがこれから東京での退団公演でどうなるのかはとっても気になるけれど、ファントムさんはムラから出られないらしいので、そこはもう逸話みたいな形でひかるが語る形でしか分からないんだろうなあ。