ぱられるぱられるルルルルルー

プリンセスたちを応援しています

あの日のこと

私は、「ふるさと」というものに憧れている。

自分を育んでくれた町とそこに住む両親に会うべく帰郷するということに憧れている。

私の父は生まれてから大学進学までずっと同じ町の同じ家に住み、幼稚園から一緒の友人たちに囲まれて育ったらしい。

そのためか、故郷を出て40年が経とうとする現在もふるさとというものが如何に素晴らしく、如何に愛おしい存在かということを頼んでもないのに教えてくれる。

そんな父に育てられたせいか、私は故郷というものの価値を非常に高く認めているが、だが私にはふるさとと呼んでいいものか悩む町しかない。

 

私は小中学生の9年を宮城県仙台市で過ごしたので、自分では育ったのは仙台だと思っている。

けれど、両親ともに宮城に縁もゆかりもないし、現在も神奈川県で一緒に暮らしている。

一緒に育った友達は今も仙台にいる子が多いけれど、帰る実家がないと何となく故郷とは呼べないような気持ちがして、大好きな街ではあるものの実は社会人になってから少し距離をおくようになっていた。

 

東日本大震災が起きた時、私は大阪に住んで大阪で仕事をしていた。

だから私は震災を経験していない。

正直なところ、大阪はいつもどおりの平和な日本だった。

最初の大きな揺れこそ、これは大きいなと思えるくらいの迫力だったものの、輪番停電があるわけでもなく、食料にも困らない。

私はそんな普通の、テレビの中にあるふるさとの景色だけがただただ漠然とした絶望感を連れてくるだけの普通の暮らしの中にいた。

何があったか知っていても、映像を見ていても、話をきけても、ああ私は経験はすることがないんだと思った。

それが許されないことのように感じて、私はずっと苦しかった。

自分が大切な愛する故郷として向き合いたいはずの仙台という街から力いっぱいに拒絶されたように感じた。

きっと私があの当時、自分の友人やその家族や、知らない誰かのためにやったすべてのことは、優しさでも正義でも何でもなく、ただ自分の故郷は仙台だという自分の主義主張のためにやっていたのだと思う。

ひどい人間だなと、毎年この日を迎えると思ってしまう。

その後、会社の偉いさんのお心遣いで復興関連の仕事にたくさん関わらせてもらうことが出来て、実際に流されて失くなってしまった街に立って、やっと実感のようなものはわいてきたけれど、相変わらず仙台という大好きな街と自分との距離は測れずにいて、なんとなく、もう帰ってはいけない街のように感じている。

 

後に震災で大変な目に遭った友人から話を聞いていたとき、本当につらいことも悲しいことも沢山あって、でもいつか誰かのためになるかもしれないから話すことはしていきたいけど、自分の大切な友達や子供たちにはこんな体験はしてほしくないと強く思っていると言われた。

そうだよね、と相槌を打ちながら、それでも被災しなかった幸せな私はすごく淋しいよと思っていた。

きっと毎年、こう思うんだろうなと今朝も震災のニュースを見ながら思った。

 

 

「Berryz工房ラストコンサート2015 Berryz工房行くべぇ~!」

当初の懸念はどこへやら、幸運の連続で無事に1曲目から、「スッ」から参加することができた。
全速力で首都高をブッ飛ばしてもらいながら、どうか間に合って!と思いながらも、席に着く一瞬前までまだ「このまま始まらなければいいのに」ともずっと思って。
コンサートは、始まったら終わってしまう。
今日のコンサートは、始まったらBerryz工房の11年もいったん終わってしまう。
そう思ったらどうしても悲しくて、だけどそれを何となく口に出せないままでこの日を迎えていた。
 
J=JのO.A.のラストあたりで入場して、そこから開演までの23分間、私は「Berryzいくべ!」と言いながら既に感極まってしくしく泣いていた。
ふだん、そんなに頑張ってベリーズコールをするでもない私なのに、開演前のBerryzいくべ!の時点で既に感極まって泣きながらコールしていたので、このペー スで終演まで生きていられるんだろうかとは割と真剣に思ったが、まさ かまさかの1曲目「スッ」でいったん涙も悲しみも寂しさも全部吹っ飛んだ。
有明も武道館も、本人たちの裁量がとても大きいとのことで、この名采配はお姉さんズやるなあ~と序盤から感動した。
 
01. スッペシャル ジェネレ~ション
02. ROCKエロティック
03. 愛のスキスキ指数 上昇中
05. 勇気をください!
07. ロマンスを語って
08. 秘密のウ・タ・ヒ・メ
09. まっすぐな私
11. 普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?
13. I'm so cool!
16. なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?
17. 本気ボンバー!!
18. 世の中薔薇色
19. ライバル
20. すっちゃかめっちゃか~
21. 一丁目ロック!
<アンコール>
23. 永久の歌
<ダブルアンコール>
24. Love together!
 
懐かしい曲も、定番の曲も、ファンが思い入れの強い曲も、メンバーが 思い入れの強い曲もうまく汲み取って作られたセットリストだったと思 う。
ラストシングル後の本当のラストの新曲であるLove togetherを終幕に持 ってきたことには賛否あるようだけれども、Love togetherと永久の歌は、前々からメンバーがまさに今の自分たちの気持ちだと言っていたこ ともあって、最後に今のBerryz工房の気持ちを素直に伝えてくれたのだ と私は受け止めたい。
アイドル10年・永久の歌・Love togetherはプロデユーサーつんく♂氏 からのこれ以上ない素敵なプレゼントだと思っているし、これらの曲で 、ただのプロデューサーとアイドルを越えた父と愛娘たちみたいな愛情の強さを私は感じていたので、これ以上ない幕引きに思えた。

とか言ってみたものの、前日まではBYE BYEまたねあたりのバラードでし っとり終わったと見せかけて、1発だけぶちかまして帰っていくという 田中れいな卒コンパターンも良いなあなんて思っていた。
すべて終わってみて考えると、活動停止が決まってから、自分たちのい いところは面白くってかしましくって派手で個性が集まっていっそう強そうていう、黄金期ハロプロ感だ!と言わんばかり私たちを笑わせて楽しませてくれたベリちゃんだからこそ、お祭りの後の楽しかった思い出 と新しい季節の予感を持った余韻を最後にくれたんじゃないかなと思う 。
活動停止が発表されたとき、正直「ああクールハローから切られたんだ 」と思った。
その後、メンバーが将来への希望があってこその決定だと言われても心 のどこかで信じきれずにいたけれど、最後の最後に、7人それぞれが新しい季節へ、新しい春へ旅立っていくんだなあという納得感が得られた ように思う。
そういう意図で組まれたかどうかはわからないけれど、私はそういう風 に感じることが出来たので、いいセトリだったなあとしみじみと思う。。
卒業式の後の、もうすぐ咲き誇る桜並木の柔らかな静寂や、夏祭りの後の秋の予感のような、優しい静かさだった。

コンサートはただただ楽しくって、いつもみたいに可愛過ぎて震えたり 奇声を上げたりして、良い意味でいつもどおりのコンサートだったと思 う。
変に気負いすぎないところがやっぱり最後までベリちゃんだなあと思っ ていたので、終わってから各種報道で、感極まって泣き出したメンバーがいて開演が遅れたということを知って驚いた。
開演時にはそんな感じをまったく出さずに、キャプテンに至っては本番 のMCで「一曲一曲歌うごとに最後が近づいているんだけど、そんな感じがしないね」なんて言ってのけたところが、苦労売り不幸売りをしない 誇り高いアイドルBerryz工房だなあと思う。大好きだなあと思う。

何となくだけれども、ファンがコールを入れたり名前を呼んだりする曲 が多かった気もした。
なん恋の「大声で叫びますフルネーム\くまいゆりなー/」、ジリリの 「夏焼雅きてる」、愛のスキスキ指数の「昨日よりも好きになったわ\まあさのこーとー/」とか。
考えすぎかもしれないけど、この1、2年でメンバーたちがファンが名 前を呼ぶところが楽しいとMCで言ってくれることが増えて、ステージの 上にいる人もファンも楽しいと思ってなされてきたこの文化っていいな あと思った。
何の曲だったかは失念してしまったけれど、雅ちゃんが{LOVEラブリー みやび!」っていうコールを自分でもサイレントで言ってて、それがと っても愛しかった。
ファンの曲中コールなんて、半ば自分が盛り上がるための自己満足の装 置だけれど、メンバーからもそれを欲されていて、需要と供給がかみ合 っているのかも知れないなと思って幸せな気持ちになった。
Love togetherで曲中に名前を呼ぶ人が現れたとき、はじめは最後の曲な のに静かにしてよと思ったけれど、メンバーとファンとの需給関係とい うか信頼関係というか、そういう11年の歴史が作ったものがひとつの 完成を迎えたようにも思えて、あれはあれで良かったと思う。
もしかしたらああして自分の名前をあれだけの人数の人に呼ばれること はあれが最後という子もいたかもしれないし、私は決まったコールの部分以外で名前を呼ぶことが苦手だからあの時に名前を呼べて良かったなと思った。

また会える日がくるような気がする、と根拠もなく確かな自信を持って言えるようなラストコンサートで良かったなあと心から思う。
でも、でも、彼女たち7人のこれからにそれを強制してはいけないなとも同時に思う。
私たちは運よく7人のちっちゃな女の子たちが素敵な素敵な女性になるまでの12年半を最高のかたちで見せてもらえたけれど、それは彼女たちの普通の女の子としての貴重な限られた時間を代償にしたものだったとは思うので、存分に好きなように過ごしてほしいなあと思う。
辛いことがたくさんあった、とそれぞれが語った。これは本当のことだと思う。
それでも幸せも感じていたと伝えてくれたことが嬉しかった。
「ベリオタで良かった!」
開演から何度もそう思える時間を過ごしながら、7人は幸せだったかな、今幸せかなとぼんやりと考えていた。
 
雅ちゃんは、有明のMCでちっちゃい頃の夢が叶ったと言ってくれた。
武道館本編で歌ったI'm so cool!!の「どのくらいの大きさから大きい夢ってい うんだろう」という歌詞とリンクしているように感じた。
大きな夢だとか小さな夢だとか一体どの辺から区別するんだろう
辛いことがたくさんあったけれど、ちっちゃな雅ちゃんの大きな夢が小さな夢が叶ったことは確かな事実なんだなあと思えて、ああ雅ちゃんをずっと応援してきて良かったなあと思った。
 
恋空の「きみは幸せでしたか?」の黒板を思い出した。(別に恋空は好きじゃない)
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7人がBerryz工房のことを大好きだということは、痛いくらいに伝わってきたので、またいつか、やりたいなと思ったらやってほしいなあと思うにとどめておきたい。
前に梨沙子が「今は家が遠くなる感覚。」と表現していたのが印象的で、それぞれがBerryz工房というあたたかい郊外の一軒家を出て行ったけれど、帰りたいなあと思ったら帰れる優しい実家なんだろうなと思う。
だから、何かあったら帰ってらっしゃいねと「ふるさと」の母のような気持ちで3/3を終えた。

ニッパチの思い出

1度目なのに2度目のような28歳も遂に今日で終わりました~。

何故に2度目のようだったかというと、去年の誕生日で29になるんだと勘違いしていたからなんですけど笑

 

28才の1年間は、仕事はもうクソみたいな人に囲まれ過ぎてていいことなかったですけど、憧れのNYひとり旅も実行できたし、プライベートはなかなかに満足のいくものだったような気がします。

残念な変化として、顎周りの肉がなくなってきてさらにアゴがシャープになっちゃったり、だんだん服に興味がなくなってきたりというようなこともあったんですけど、こればっかりは年相応なのかもしれないということで。

 

あとは結婚しようかしないか考えて結局しなかったんですけど、そのおかげで自分の結婚観みたいなのがはっきりしたので、そのための一段階だったと思って納得することにしました。

結婚しなくてよかったなって結構本気で思っていますけど、結婚自体はやっぱりいつかしたいから29はちょっと頑張ろうと思います。

どう頑張ったらいいのかはよく分からん笑

 

そんなこんなで、成長してる風でそうでもない1年を過ごしてしまいましたけど次の1年もこうやって振り返って何もなかったなーってゲラゲラ笑えたらいいなあと思います。

 

あなたなしで生きてゆきたい

愛するベリちゃんの名曲のタイトルにひどい改変を加える女。
 
 
さて、昨日から話題の
 
こちらの件について。
 
本当に正直で正直すぎて好感を持ちました。
私だったら自己防衛のためにここまで正直には書かないし、書けやしないもの。
 
 
 
別ジャンルでジャニでいうオリキ的なことをし→本人にも客にも気にされずに何かに夢中になりたいんや!私は自由や!レリゴー!→ジャ、ジャニーズのひとがファンサしてくれた…(うっとり)もっとくれよ……俺はジャンキーだよ…→いや、やっぱ見てるだけでいいわたぃぴちゃんは分かってるわ…宝塚最高だわ……という変遷をたどってきた私にとっては、分かる(;∀;)分かるよ(;∀;)が過ぎたので、数々の進路の中でジャニオタの道を選んだのかについて書いておこうと思う。
 
 
 
私がKAT-TUNを知ってからファンになるまでの間には、実に4年ばかり月日が空いている。
その間には当時の定番の世間話「赤西と亀梨だったらどっち派?」という話でしかKAT-TUNに触れることはなく、テレビを点ければ出ていたKAT-TUNのことはぼんやり見ていてそれなりに知っていったし、音楽番組なんかで見るパフォーマンスでカッケー!とは思っていた。
 
が、しかし。
ジャニオタとか(笑)ないでしょ(笑)というのが、当時のバリバリ過激派バンギャの私のスタンスだったために積極的に彼らを知ろうとはせずただ月日だけが流れていったのでした。
当時の私は、KAT-TUNは結構好きだけどジャニオタにはなりたくなぁい(笑)てか無理(笑)みたいなことをよく言っていた気がします。
 
あの時代のホスト系イケメンが大好きなので、合コンで好きなタイプは?と聞かれると「KAT-TUNになりたいみたいなひとが好き(ゎら」と言えることが楽ちんだからKAT-TUN好き♡と思っていました。非ジャニオタの過激派バンギャ私にとっては、ジャニーズは「○○系イケメン」という総称で人を括るために存在していた模様。
 
縁あってコンサートDVDを貸してもらったりしつつ、時は流れて、自分がジャニーズでいうオリキ的なことをしていたバンドが続々解散し、好きだったメンバーが引退し。
私たちに残ったのは、何かを好きでいるというパワーの膨大なだけで、好きな人はもう誰もいなかった。
新しいバンドを見つけてそっちに旅立ったり、オタ卒をしてリア充として羽ばたいていく仲間を横に、私はなかなか進路が決まらなかった。
 
好きなひとは他にもいたけれど、その好きな人やものには、存在を認知されてしまっていた。
若い頃、いや子供だった頃には、本人に存在を認知されることに精を出したし、それを周りに疎まれることすら誇りだった。
でも、そんな生活を10年も続けていた私は、周りから認知されることに疲れてしまった。
本人に認知されることは、正直言って楽しい。
楽しいことが沢山あるし、一挙一動をお互いに認め合えるし、励ましたり励まされたり、精神的な繋がりを感じることもある。
それを他のファンに認知されることも、正直言って楽しかった。
自分がヒエラルキーのトップにいると確信できるから。
みんなが私を妬めば妬むほど、た●きの掲示板で叩けば叩くほど(笑)、私の持つ利権目当てで媚を売ってくる他のファンは増えたし、メンバーも心配してくれたりフォローを入れてくれたりした。
調子こいてたから個人サイトをやったり、会場で他のファンの子からファンレターをもらってお返事をあげたりしていた。お前は何様だ。
 
ステージをいつも最前列から見る。
少しでもライブが楽しく見えるように全力で楽しむ。
ソロパートを弾き終わった後かならず私を見てくれる。
ステージからハケるとき、毎回頭を撫でてくれる。
そんな私にみんな嫉妬してる。
だって私がここのナンバーワンだから。
 
10年間そんな砂上の楼閣の女王さまの自分に酔っていたけれど、また誰かのそういう存在になるために頑張ろうとは思えなかったし、もう頑張りたいほど好きになれる人も見つからなかったし、何よりももう誰かに一挙一動を見て判断されて話題にされたくなかった。
新しい誰かに夢中になって、その人と前の人を比べたり、ステージでの何かを期待してライブに行ったりインストに行ったりしたくなくなった。
キャンディーズの「普通の女の子に戻ります」じゃないけれど、有象無象のいちファンになりたかった。
その日その会場のその場に居ても居なくても誰も知らないけれど、確かにそこでその場の一部であったと自分だけが自己満足のために思える存在に。
そうすれば、私が私のうっとり浸る快楽だけのためにエンターテイメントを味わえるんじゃないかと思ったから。
 
思春期のアイデンティティー形成に一番有効なのは他者との比較といわれる。
おそらく私はこの時点で他者との比較を要しなくなったのだと思う。
他の子よりどうとかこうとか、誰にどう思われているとか、急にどうでもよくなってしまった。
アイデンティティー形成のために10年間あのポジションにいたのだと仮定してみると、他人と比べて自分はどうかということが明示され、かつ他人から見た自分はどうあるかが分かるという意味で、私がしてきたこと・歩んできた道は筋が通っているようにも思えるので、こう思うことで過去の自分を肯定しているのだと思う。
 
 
さて、こうしてアイデンティティー形成のための「好きなバンド」を必要としなくなった私が次に必要だと感じたのは「何者にも阻まれずに自分勝手に好きでいられる鑑賞物」だった。
他にもたくさんの選択肢があった中で私が選んだのがKAT-TUNだった。
ジャニオタとか(笑)ないでしょ(笑)と敬遠していたジャニオタの道を選んだのか。
理由は主に次の5つ。
①土日興行が中心で会社勤めをしながら楽しめそう
②媒体への露出が多いので在宅で楽しめそう
③メンバーや活動内容の流動性が低い
④会場規模が大きいのでお一人様がしやすそう
⑤これから新規で入ったら、認知とは無関係そう
 
ちょうどバンギャとしての人生を全うした年に就職したので、①・②は重要なポイントだった。
ヴィジュアル系しょぼバンドの皆さんは学生がメインターゲットだからか、容赦なく平日17時オープンの興行を入れてくる。
2週間家に帰れないツアーもザラ。
いま思うと全通してた自分バカなんじゃないかと思う笑
社会人としてぬるぬると趣味にしたい自分にとっては土日のような余暇で行ける興行はありがたかった。
③に関してはこの後すぐにまさか赤西くんが脱退したり聖も脱退する未来を辿るなんて当然思っても見なかったので、ジャニーズはいいよな……解散も脱退も加入もないもんな…と思って、そこに魅力を感じていた。
結果的にいまセクゾンちゃんに興味を失っていることも、キスマイさんにこの部分での絶対的に近い信頼を寄せているから好きで居られることも、ここに起因する話かもしれない。
④に関しては、長きにわたって「ジャニオタ(笑)」と思っていた私としては、ジャニオタの皆さんと仲良く出来る気がしなかったので、ドームやらアリーナやら、「あの人ひとりなんだけどwww」なんて指を刺されないくらいに大きな会場のコンサートならお一人様で行きづらいことがないなと思って、ぼっちにはありがたかった。
⑤はジャニーズの皆さんはテレビの向こうの存在であって認知とかないし、おざなりにあの辺一帯に手を振ることしかしてくれない存在だと思っていたので、認知も他人から見た私もそこにはいないことが何より嬉しかった。
ジャニーズに行けば私はエンターテイメントを楽しむ観察者で居られると思った。
 
そんなこんなで過激派バンギャルの私はド新規ジャニオタへとメタモルフォーゼしたのだが、そこには私が想定していたものとは違う世界だった。
それは認知ではない。
それは概ね顔や名前の認知ではない。
だがしかし、個人指名のファンサというものは、傍目から見てわかるほどにはっきりとその世界にあった、のである。

ファンサって…本当にもらえるんだね…ということを私に教えてしまった聡ちゃむとかいう世界一かわいい男子中学生に価値観をうっかり覆され、そこから再び観察者としてのファンに舞い戻って安息を得るまではまた別のお話。
いつか気が向いたら書きますが、前述のバンギャル時代のことよりも碌な話ではないので書くかどうかやや躊躇い・・・。
 
 
 
 

元ブスちゃんと元デブちゃん

友だちと話してたら急に読みたくなったので、アラサーちゃんの2・3巻を買ってきました(°_°)
本編のアラサーちゃんは勿論面白かったんですが、個人的には巻末の元ブスちゃんと元デブちゃんの方が胸に突き刺さるものがあって面白かった……

峰なゆかにも壇蜜にも似てないのにアラサーちゃんの絵に似ているらしい私ですけども、キャラクター的には確実に元ブスちゃんの方が似ていた。ちなみにムダにドレッシーというところも似ていた。
もしかして、中高生という「女性」ではなく「女子」としてものすごく価値の高かった時期に非モテの極みにおり、その後やや遅めに自己革新を図った人間は、無駄にした時間を取り返そうとしてドレッシーになってしまうんだろうか…
一番共感したのは、
こうしてモテ層にも非モテ層にも入れない一部の女子が出会ったときの絆は強い‼︎

連載は残念ながら打ち切りになってしまったそうですが、私はこっちの方が楽しかったので残念(´・_・`)

アラサーちゃんは掲載誌がSPA!ということもあって、男女の話とセックスのネタが殆どなので、Twitterでリア友ではない人たちと仲良くさせてもらってる私のような人間には、Twitter上でオープンにここがあるあるで面白い!とは表明しづらいところがあるのですが。
元ブスちゃんと元デブちゃんの方が実体験を交えて話しやすいので、ROLaみたいなややオシャレ・意識高め風ではない雑誌の方が良かったのかも……

とりあえずすごく残念(´・_・`)
もっと読みたかったなあ。




Light Shadow Nightmare

齢35(?!)にしてこの厨二を拗らせてるタイトル。

最高かよ!!!

 

さて、おそらくこのブログを読んでくださる皆さんにはデスノートの人たちという認識くらいのしかないであろうNightmareのドラム・RUKAさんの話をしますよ。

 

何がどうなってこの本が出版されるに至ったのかはさっぱり分かりませんし、どのくらい売れたのかとても興味はありますが、それはいったん置いておきましょう。

2015/1/1 めでたくナイトメアのリーダー・RUKAさんのパーソナルブックが発行されました

音楽専科社 OFFICIAL WEBSITE

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もう正直、内容とかどうでもいい!なんとなくめでたいから4冊買うわ!っつって何の確認もせずにノリで4冊も買ったのですが、いやもうなんていうか素晴らしい一冊だった。

これは無人島に漂流した時にもっていきたい一冊。

(株)音楽専科社さんは、何故か定期的にSHOXXの掲載部分の抜き刷りを発売してくれることで永遠のメア厨の私の中でダントツに優しくて良い出版社だと認識されていますが、今回ばかりは本気で豪奢な贈り物でもしたいと思いました!ありがとう!ずっと潰れないでね!w

 

というのも、RUKAさんという人はテメェこの野郎本当に頑固だなぶっ飛ばすぞっていうくらいに頑なな人でもありながら、割と柔軟にころころ意見を買えていく人なので、時を追ってRUKAさんという人の変化を比較できることがとってもとっても有意義で楽しいのです。

ころころ意見がかわるってそれどうなのよっていう人もいるとは思うのですが、私としては、現在進行形で黒歴史更新中でありながらも数年前の自分を否定はせずに「あの頃はこうだったからそう思ってたけど、今はこうだからこう変わった」っていうことを素直に言う人なので、そういうところは尊敬に値すると思っています。

そういうところは。

 

この本には2003年の初パーソナル企画、そう!あの台原森林公園で撮影してたやつ!wから、直近の2014年秋までの34本ものパーソナル企画が収録されていて、まあ言ってることころころ変わるわ太ったり痩せたりするわでとっても面白かったです。

2003年の初パーソナルは、まさにデビュー目前、私が大好きだった「瑠樺」っていう表記を「RUKA」に改めやがった許しがたい号のSHOXXに掲載されたもので、そこからの収録なのでバンド15周年記念本とはいえ、実質はデビューから今までを振り返れるような感じ。

懐かしいですね、自分の実家の部屋で撮影する人とか前代未聞だったし、なおかつその実家の部屋にツヽロック(当時の表記にしてみた)圭ちゃんのアー写が貼ってあるっていう。笑

そういえば瑠圭対談はなんで入ってないんだろう?

内容的にアレだからなのかな、りっちゅんとかw

 

2003年当時は、私もまだ関東に出てきたてで、隙あらば仙台に帰ってそれこそ台原森林公園ローラーブレードして遊んでた頃だったので、田舎から出てきてデビューという夢のスタート地点に辿りついたナイトメアというバンドに思春期の重たい感情を寄せに寄せていたなあということを思い出しました。

その後キレイに全員が東京グロッキーに陥るところとか、売上的にいろいろあって氷河期みたいなものを迎えてた時代のバンド全体からにじみ出てる「仙台帰りたい」オーラだとか、それがだんだんと東京に暮らし働く人になっていく過程とか。

必要以上に自分と重ねていたなあという反省はしているのだけれど、故郷ではない東京に生きることの道しるべになってくれたのは確かにナイトメアで、そして中でもRUKAさんだったなと今でも思っているのでした。

ちなみに最近、全員が仙台と精神的に決別しつつあるので、年々帰りたいモードが強くなってる私としてはちょっと困ってるよ!笑

 

そういえば、そもそも私がハロオタになったきっかけも瑠樺さんだったのよね(笑)

あの人がののオタにならなかったらきっと私もなってなかった!

当時はインストの前にハロショに行って、辻希美大先生の写真を買うのが恒例でしたね。懐かしい

2005年1月号のキーワードインタビューで

【願い】(Varuna)

―アイドルと結婚したい!

って言ってました(笑)あとFLAMEになりたくて、伊崎兄弟の中に入って三兄弟になりたかったらしいです当時

この回のインタビューといえば泉中央の赤い彗星なんですけど、この話はやめましょうね。

 

変化と進化は違う現象で、11年で変化も進化もどちらもしているはずなのに、どちらに関しても一度も疑念を抱いたことがないというのは我ながら凄いなあと思っていて、いろんなものが好きで、いろんな人を見ていろんな影響を受けるけど、結局最後に私が道しるべにするのはRUKAさんなんだろうなあと最後の”15”wordsインタビューを読んでいて思いました。

 

10年間ずーっと一緒にライブに行ってた友達がシフト制の仕事に就いてしまって以来、ライブに行く回数が驚くほど減ってしまったけれど、求心力はちっとも落ちていないと思っているので、これからもこのまま変化と進化をしていってほしいなあと思います。

RUKAさんは私にとって世界一のダークヒーローだから、これからもウジウジしながらも毅然としていてほしいです。

 

あ、でも、欲を言うならもうちょっと痩せてほしい(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Berryz工房10周年記念スッペシャルサイト】BEST SONG投票結果公開!


Berryz工房10周年記念スッペシャルサイト

 

無期限活動休止前から投票開始してたBESTSONG100の発表があったので今更ながら。

 

1.Loving you Too much 
2.VERY BEAUTY 
3.スッペシャル ジェネレ~ション 
4.胸さわぎスカーレット 
5.Be 元気<成せば成るっ!> 
6.すっちゃかめっちゃか~ 
7.ギャグ100回分愛してください 
8.ライバル 
9.ヒロインになろうか! 
10.付き合ってるのに片思い

11.cha cha SING
12.ももち!許してにゃん♡体操
13.あなたなしでは生きてゆけない
14.グランドでも廊下でも目立つ君
15.ROCKエロティック
16.本気ボンバー!!
17.マジ グッドチャンス サマー
18.普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?
19.21時までのシンデレラ
20.恋の呪縛

21.友達は友達なんだ!
22.君の友達
22.さぼり
24.もう、子供じゃない私なのに…
25.抱きしめて 抱きしめて
26.蝉
27.アジアン セレブレイション
28.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?
29.雄叫びボーイ WAO!
30.夏 Remember you

31.青春バスガイド
32.バカにしないで
32.愛はいつも君の中に
34.秘密のウ・タ・ヒ・メ
35.世の中薔薇色
36.一丁目ロック!
37.ジリリ キテル
37.ハピネス~幸福歓迎!~
39.愛のスキスキ指数 上昇中
40.フラれパターン

41.Mythology~愛のアルバム~
42.コイセヨ!
43.シャイニング パワー
44.流星ボーイ
45.WANT!
46.恋してる時はいつも…
47.友情 純情 oh 青春
48.世界で一番大切な人
49.愛の弾丸
50.ありがとう! おともだち。

51.私の未来のだんな様
52.告白の噴水広場
53.笑っちゃおうよ BOYFRIEND
54.単純すぎなの私…
55.パッション E-CHA E-CHA
56.マジカルフューチャー!
57.恋はひっぱりだこ
58.サヨナラ ウソつきの私
59.HAPPY!Stand Up
60.そのすべての愛に

61.ファイティングポーズはダテじゃない!
62.ああ、夜が明ける
63.もっとずっと一緒に居たかった
64.愛する人の名前を日記に
65.サヨナラ 激しき恋
66.マジ夏すぎる
67.ガキ大将
68.行け 行け モンキーダンス
69.大人なのよ!
70.1億3千万総ダイエット王国

71.Bye Bye またね
72.なんだかんだで良い感じ!
72.安心感
74.ピリリと行こう!
75.まっすぐな私
76.BERRY FIELDS
77.MOON POWER
78.あいたいけど・・・
79.TODAY IS MY BIRTHDAY
80.ゴールデン チャイナタウン

81.桜→入学式
81.ジンギスカン
83.サクラハラクサ
83.図書室待機
83.ヒーロー現る!
86.夏わかめ
87.勇気をください!
88.女の子にしかわかんない丁度があるの
89.青春大通り
89.BOMB BOMB JUMP

91.ヤキモチをください!
92.思い出
93.REAL LOVE
94.素肌ピチピチ
94.BE
94.Hello!のテーマ(Berryz工房 Version)
97.MADAYADE
98.Shy boy
99.真っ白いあの雲
100.日直~芸能人の会話~

 


この投票はひとり何回でも出来たので、結果は結構偏ってる気はするし、

企画の発表自体が無期限活動休止宣言の前だったので、今やるとまた違ってきそうな感じ。

ちなみに私はうっかりしていて投票し忘れました・・・

 

予想より上位でびっくりしたのは

1.Loving you Too much 
5.Be 元気<成せば成るっ!> 
12.ももち!許してにゃん♡体操

あたりですかね。

まさかカバー曲のLYTMが1位になっちゃうなんて思ってもいなかったし、

 Be元気は名曲だとは思うけどトップ10に入ってくるとは思わなかった!

許にゃん体操には故意の連投を感じる!笑

 

 

 

逆に 予想よりずいぶんと下位だなあと思ったのは、

74.ピリリと行こう!
79.TODAY IS MY BIRTHDAY
81.ジンギスカン
94.素肌ピチピチ
94.BE
97.MADAYADE

 

まさかピリリやTODAY IS MY BIRTHDAY がダイエット王国より下なんて!!!!

素肌ピチピチは武道館でやったりツアーでやったりと、最近登場率が高くなっていたのでもう少し上かなあと思ってました、

BEはバラード曲だと思えば順当なのかもしれないけど、

60.そのすべての愛にや、71.Bye Bye またね と比べるとやや下位かなという印象。

97.MADAYADEは、個人的にすっごく好きなのでちょっと解せない!

なんでこんな下なのか!シングル曲なのに!w