ぱられるぱられるルルルルルー

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初めて歌舞伎に!行ったんだよ★

尋常じゃないふざけたタイトルだなこれ。

ずーっとずっと行ってみたかった歌舞伎!
えだのさんにお願いして連れて行っていただきました。
演目チョイスから手配から本当にありがとうございました…!

観に行ったのはコレ!
Bunkamura25周年記念
渋谷・コクーン歌舞伎 第十四弾「三人吉三
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/14_kabuki.html

最初、「サンニンキチゾウ」だと思ったけど違いました。
なんやねんサンニンキチゾウて。

◆かつてない『三人吉三』が幕を開ける!
 劇場空間に熱いエネルギーが満ち溢れる、コクーン歌舞伎。1994年の誕生以来、とどまることのない進化を続け、今年で20周年を迎えた。第十四弾となる今回は、2001、2007年と大好評を博した『三人吉三』。歌舞伎の名作者、河竹黙阿弥が生み出した傑作に新たな光を当てたコクーン歌舞伎の『三人吉三』が遂に幕を開ける!

 節分の夜、同じ吉三の名を持つ三人の盗賊が出会い、義兄弟の血盃(ちさかずき)を交す――
 僧侶崩れの和尚吉三、振袖姿のお嬢吉三、浪人のお坊吉三。
 いま、運命が動き出す。
 数奇な運命に導かれ翻弄されながらも、がむしゃらに命を賭して生きる三人。
 名刀「庚申丸」と「百両の金」が様々な人の手を巡りもたらす悲劇の連鎖……。

 流麗な七五調のせりふと刹那的な美しさが溢れ出し、幕末の混沌として退廃的な世相を汲み取った黙阿弥の美の世界が弾け出す。若いエネルギーが躍動し、ジャンルを超えた個性豊かな俳優たちが集結する熱い舞台をお見逃しなく!


あらすじなんかは私がわざわざ言うでもないものなので割愛しますが、知識のない私には2幕がかなり!だいぶ!お口あんぐり展開が続いてぽかーんなところもありました笑

三人が出会うシーンまでがまあ長くて初心者やや心が折れそうになりましたが、三人が出てきてからは急に舞台が華やかになって、わぁあときらきらの目で見ておりました。
お嬢吉三美しすぎるし仕草がいちいち可愛すぎる~><
しかも女の子かと思いきや2014年現在流行りの男の娘だったという…
わたしのための舞台かと思って卒倒したね!
化粧の濃い派手な男の娘だいすき!あれはまさしく和物ジュリアや!

七之助は赤いお着物が似合うのよ~!とえだのさんに言われていたとおりとってもお似合いでした。
所作のひとつひとつが本当に可憐で優美で見ていてうっとりしました
もはやほぼほぼお七しか見てなかったけど仕方ない。
だって私は化粧が濃くて派手な男の娘が大好物だから!!!

そんなお嬢吉三は八百屋の家の跡取りに生まれるも、前の息子がなかなか大きくまで育たなかったからという願掛けで女の子として育てたら誘拐されちゃった!というなかなかの生い立ちであった。
しかもその代わりに育てた拾いっ子が実は和尚の弟で?!
和尚の妹と双子の兄弟とは知らずにできちゃって?!
ひょんなことからお嬢が手に入れた刀はお坊吉三の生家がお取り潰しになった原因のもので!?
っていう昼ドラもラノベもびっくりの凄い展開でおくちあんぐりでしたが、最終的にみんながみんな自業自得の結末を辿るところが、悲しいところもあるけど教訓めいたところもあり、なるほど…という感がありました。

無知の私でも見応えあったなあと思ったのは一幕でのお嬢とお坊の出会い頭の殺陣と、その後の三人で兄弟の契りを交わした後のキメポーズみたいなところ?
おおお!わたし歌舞伎を見てる!!!みたいな謎の興奮に襲われた。笑
あとは三幕の殺陣と、三人が折り重なって死んだところはやたらと綺麗でした。お嬢が。

お嬢は本当にきれいだったんだけど、三幕でやぐらから落ちるみたいなところ?のとき、とっても華奢できれいなのに、ぬーんって長くて、お、おお、意外とでかいなオイ…ってなりました。
そういえばIVANもジュリアもたぃぴちゃんもでかい。

で、割とここからが本題感があるんですけども、お坊とお嬢いつのまにできてたの?
あれ絶対できてるよね?
そういう話なの?ねえそういう話なの?
という感じで二幕の途中から大パニック。
勿論そういう話であっていただきたいなって方向で大パニック。

最期のシーンも、お嬢とお坊は刺し違えて和尚だけ自分で切腹だし、こと切れる寸前にお嬢とお坊は手つなぎだすし、、、

和尚かわいそうだろうがよ!!!!!!!笑


そんなことを考えながら3幕の長丁場は終わったのでした。
いやー面白かったです。
歌舞伎への興味がますます募ったξn*` ー`n)★
また観に行きたいなと思います!

お七が本当にきれいでうっとりだったんですけど、カーテンコールで普通に話し始めようとしたときに、髪の毛が邪魔だったのかぶんぶん!って掃ってた仕草がすごく男の子で、やや興奮した笑
喩えるならば、

すんげえ強いバンギャがヘドバンした後みたいな。

そんな感じでえらく感動しました。

念願のお七に大満足!また行きたいなーと思いました!まる