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ぱられるぱられるルルルルルー

プリンセスたちを応援しています

竹組公演 TAKE FIVE(トップ娘役お披露目公演)

可愛い可愛いたいぴちゃんこと藤ケ谷くんこと愛藤 陽希さんトップ娘役就任おめでとう公演。

という戯言を千秋楽後も言い続けて生きていきたい。




さて、5/17夜公演に行ってまいりましたので、そのことを。
(1回のみなのでネタバレになるような内容は覚えておらず…)

ストーリーとしては、もっと面白く出来そうな設定はたくさんあるのに活かしきれていないのが勿体ないなあという点が多々、だった。
「過去を変えたらどこの歴史が変わるか」っていう一番のキーポイントに関しては、ワクワクしたり驚きもあったりで良かったと思うが、帆村 守くんが過去に戻って歴史を変えにいかなければならない根拠にしか使われなかった設定はもっと美味しく調理できる気がするので勿体無いなあと。
はぶみさんも仰っていたが、TAKE FIVEの冠をかぶせない舞台でも良かったのではないかなあとは私も感じた。
シーンごとに切って考えればこのシーンではこれを見せたいというのはハッキリしていたし、テンポもよく、演者それぞれのキメ撃ちもうまく散りばめられていて良かった。
話の展開が無理すぎるというわけではなかったのだが、設定は盛り盛りなのに伏線足りなすぎませんかね???と思わず頭がハテナだらけになる唐突な事実は正直あった。
辻褄は合うから不可能ではないし有り得なくはないけど、複線が足りないので納得感が薄いというか。


今回の舞台が発表されたときに大画面LEDでの映像と舞台のコラボレーションに挑戦するというような触れ込みがあったので、どんな形になるだろうと思っていたのだが、転換などの隙間の時間を映像で埋めている感じが強く、その点に関していえば去年の北山くん出演の「愛唄」のLED画面によって場所の違いをうまく使い分けた演出の方が少なくとも「うまく使っている」感はあったように思った。
舞台に映像を入れ込むというのは、面白い反面、実際の映像があることでステージ上が少しチープに見えてしまう弊害もあるのだなあと今回学んだ。
舞台というのは具体的であればあるほど良いわけではないのだなあ。
この演出の部分で、日ごろテレビドラマを作っている人が作った舞台だなあと悪い意味で感じた。

映像の使い方という点はちょっと期待ハズレだったが、別撮りの映像(の蘭寿さん)はとてつもなくカッコ良かった。
公演後しばらく「まゆ~かっこいいよまゆ~」状態になり、家帰ってからとりあえず花組オーシャンズ11見た。
開演直後は、「ぅゎぁ…っ!!!女の人や…!!」って衝撃を受けたのだが、帰ってからダニーを見たら、そんなに変わってなかった。
あれれ?
女の人だって思ったの、気のせい???


ストーリーや演出はもう一歩だったけれど、演者はどの人をとってもとても良かったと思う。
実は私はその昔、山本裕典の結構熱心なファンだったのだが、久しぶりに生で見てあまりの成長ぶりに度肝を抜かれた。
いつまでも可愛いだけのモンチッチだと思ってた…ごめんな…。

狂言回しのゆーてんと駿河さんが全体のテンポを上げる大役を果たしたおかげで、見せ場以外のシーンのテンポ感がとても良かったと思う。
この舞台はクローズアップして見せたい部分へのこだわりが強い分、なかなか話が進まない感があるというのがネックなので、そのシーン以外をこの二人でうまく回していたことは良かったと思う。


さて、トップコンビについて。
(トップコンビと呼ぶことにあまりにも抵抗がなくて自分でちょっと引いた)
蘭蘭コンビ改め蘭藤コンビですね!!!!

いやーーーーーー美しかった。
とりあえず見た目が美しかった。

たぃぴちゃんは男の子なのに華奢で仕草がお上品なので、蘭とむさんのガタイと威勢のいい強めでお色気むんむんの女医さん兼泥棒さんとの相性がとっても良かった。
たぃぴちゃんトップ娘役就任おめでとう(号泣)


帆村守くんは性悪でズケズケ言うし成り上がり志向だけどおっちょこちょいででもやる時はやるし本当は優しさもあるという役どころなので、見ているうちに段々と「おや?スカーレット・オハラかな???」と思えてしまって、頭の中で♪ニュージェネレショーン♪ニュージェネレショーン♪が流れ始めたりした。
「妄想が激しくて…」と顎クイされているシーンなんて、もうバトラー船長とスカーレット以外の何でもなかった。眼福。
もうひとりのスカーレットは寺西かな……

去年のコルトガバメンツは劇場も小さく役柄も引きこもりで、クライマックスシーン以外は全体的に空々しい空気の声色だったが、今年は劇場も大きくなり、役柄も随分と威勢のいいキャンキャン娘になったので、発声からして全く違ったなあと思う。
かつて滝沢くんの元で帝劇や新橋演舞場に出演していたときともまた違ったので、きっとあの首席入学首席卒業の全知全能の神・蘭寿さんから今回学んだこともあったのだろうと勝手に思っている。

舞台人・藤ケ谷くんのことが私は好きだが、①発声の弱さ②姿勢の悪さの2点は以前からもうちょっとどうにかならないかなあと実は思っていたので、この二つが劇的に変わったように思えて、本当に嬉しかった。
元プロ ジャニーズJr.の彼だから、尊敬できる人の姿を見て真似て自分のものにするというメソッドが合っているのだろうと思う。
そういう意味でも蘭寿さんという素晴らしい舞台人の方と共演できた今回の舞台はありがたい機会だと思うし、出来ればもっと長い期間いっしょにやってほしいなあと思う。
蘭寿さんが舞台人の鑑としていかに素晴らしいかというのは、現花組生を見ているとしみじみ感じるし、みりおちゃんの変化を見ていても感じるので、そういう方と共演できて良かったと思う。

パンフレットの二人の対談を読むと、たぃぴちゃんが蘭寿さんとの共演を通して宝塚のカッコよさや美学みたいなものに興味と自分との親和性とを感じているように思ったので、ぜひこれを機にマリウスと観劇にでも行っていただきたい。

藤ケ谷くんというのは良い意味でとてもマネッコ上手な人で、自分もできそうなものに近づいて真似して自分流に取り込んで個性にすることが出来る人なので、この「×宝塚」という邂逅がこれからどう作用していくか、とても楽しみだ。


今回の舞台に対して、私は舞台そのものというよりは「たぃぴちゃんmeets宝塚」の機会へチケット代を払った気でいるが、とにもかくにもカーテンコールの蘭寿とむ大先生が膝折りで礼をすることと竹組トップ娘役のたぃぴちゃんがブリッコ芸炸裂で膝折り礼してくれたことには追加であと3万円くらいお支払したい。
カーテンコールで娘役を始めてからというもの毎回やっていたり、1公演で複数回やっていることもあるそうなので、それを嬉々としてやっちゃう27歳男性のたぃぴちゃん可愛過ぎると思う。
ジェンダーふらふら男子だねえ。
好きだ~~~~~~~~~



かねてより、藤ケ谷くんというかたぃぴちゃんには愛藤 陽希さんという芸名を勝手につけ、入団後に娘役に転向して紆余曲折の果てにトップ娘役になって相手役の方と添い遂げ退団してほしいという妄想をし続けてきたので、そのくだらない妄想が半分くらい叶ってしまった今、正直ちょっと燃え尽き症候群になっている。
何か次のたぃぴちゃんの叶わなそうな夢を見つけなければ…

ちなみに愛藤 陽希さんの由来は、ちょうどこれを決めたくらいの頃にたぃぴちゃんが「おれは愛のないやつがキライ」みたいなことを言っていたところから「愛」と名字から「藤」、太輔の太は太陽らしいのでそこから「陽」をとってつけた名前なのですが、ぶりっこネームのくせに可愛げが無いところと月組生っぽいところが気に入っている。
ので、今後も積極的に使っていきたい。
さらに余談ですがマリちゃんにも龍 ゆり葉という名前をつけて応援している。


舞台自体はちょっといまひとつでしたが、とてもいい出会いと成長を感じられたので、次に期待ということで、TAKE FIVEのことは良き礎だったと結論付けることにしました。
来年も舞台あるといいなあ。
本人は帝劇のジャニ舞台に出たいそうなので、来年はドリボ以外の演目で帝劇に行けますようにと願いながら終わりとします。